11月27日(日)に開催された日本歯科TC協会 Master資格認定講習の山口秀紀先生のご講演をレポートします!
⇒ 日本歯科TC協会とは?
会場は、東京タワーも徒歩圏内の日本赤十字社ビル。
近くの公園では、色づく木々の合間に東京タワーが見えて、思わずパシャリ。
「さぁ、勉強するぞ!」と会場に向かいます。
11:50頃、山口先生のご講演がスタートしました!
タイトルは、「TC Masterのための全身疾患医療面接のエンドポイント」。
テキストは、『歯科衛生士パスポート+Web〔全身疾患医療面接〕編』です!
イントロダクションとして、歯科衛生士さんが患者さんの状態をよく観察していた結果、問診票に記載されていない「甲状腺疾患」や「C型肝炎」を罹患していることが分かったというエピソードをお話しいただきました。
患者さんと密にコミュニケーションをとるTCの皆さんだからこそ、きめ細やかな視点で患者さんの状態や変化を察知できるはず、という山口先生のお話を皆さん真剣に聴いていらっしゃいました。
また、「忙しい診療の中でも適切な医療面接から全身状態を把握するためには?」ということで、本日のテキストである『歯科衛生士パスポート+Web〔全身疾患医療面接〕編』の登場です!
「脳梗塞(脳卒中)」と、その服用薬である「抗血栓薬」を例に、書籍版とWebの使い方やポイントをご解説いただきました。
さらに、データをもとに歯科治療中に起こる全身的偶発症として「神経原生ショック」「異常高血圧」「狭心症発作」などを挙げ、共通する基本対応である「酸素投与」について動画を交えながらご解説いただきました。
緊急時にはチーム医療で対応することが大切であり、TCの皆さんにはその中心になっていただきたい、という山口先生のお言葉に皆さん頷いていらっしゃいました。
11月27日(日)に山口先生が見せてくださった緊急時対応の動画は、今後、『歯科衛生士パスポート+Web』のWebにアップ予定です!
アップが完了しましたら、またブログでご報告させていただきます!