こんにちは、歯科衛生士パスポート+Web編集部のマツオカです。
前回のブログの続き💡です。
性的少数者に配慮した、問診票の性別欄について調べてみました。
問診票に限らず、性別欄については、次のような対応を行っている例があるようです。
●「答えたくない」「その他」などの項目を追加する
最近、私が体験したアンケートには、「男」「女」「記入する」「その他」の4つの選択肢がありました。
●そもそも性別欄自体を設けない
「その他」という選択肢については、「配慮のつもりが、逆に差別を生むのでは」という意見もあり、当事者の意見の中には「可能な限り自由記述」にしてほしいというものもありました。
京都新聞:性別欄「その他」は差別? 自治体の住民申請書類、表記法に苦慮
今回の調査のきっかけは、問診票上の表現でしたが、調べていく中で感じたのは、性的少数者の医療機関受診にあたって、問診票は「配慮の入口」なのではないかということでした。
問診票を受け取った後の配慮も、とても大切。
そして、まずは性的少数者について正しく理解することこそが、配慮のはじめの一歩になるのではないかと感じました。
医学界新聞(医学書院):医療者が知っておくべきLGBTQsの知識(吉田絵理子)
看護roo:LGBTの患者さんは何に困っているのか|LGBTと看護のキホン(1)