2017/09/19

【日本歯科衛生学会】山口秀紀先生のご講演レポート!(2017年9月18日)

こんにちは、歯科衛生士パスポート+Web編集部のマツオカです。

快晴に恵まれた9月18日(月・祝)。
日本歯科衛生学会 第12回学術大会 ランチョンセミナー(講師:山口秀紀先生)が開催されました。
ご講演をレポートします!


12:40、山口秀紀先生によるランチョンセミナーがスタートしました。
タイトルは、「チェアサイドで役立つすぐれモノ ―歯科衛生士パスポート+Etak―です。


最初の話題は、「第26回歯科衛生士国家試験」。
実際に出題された問題をクイズ形式でご紹介いただきながら、これからの歯科衛生士には口腔だけでなく、全身の知識も求められているということ。
また、それは国家試験だけでなく、「臨地実習 講義・実習習得表(有病者歯科領域)Ⅰ」※からも読み取れるということをお話しいただきました。
有病者に対応できる実践能力を学生のうちから身に付けることを目的として作成され、「脳卒中(脳血管障害)」「心疾患」「糖尿病」の3つの疾患が取り上げられています。
⇒日本歯科衛生士会様のホームページに掲載されています。



また、例えばユニットにご案内する時の患者さんの歩き方だったり、エプロンをかける前の首元だったり、患者さんとの何気ない会話の中だったり・・・歯科衛生士には、患者さんの全身状態の観察・把握について、歯科医師よりもアドバンテージがあること。収集した情報を吟味した上で歯科医師に伝えてほしいということをお話しいただきました。




そして、忙しい診療の中で、適切な医療面接から全身状態を把握するためにご紹介いただいたのが、『歯科衛生士パスポート+Web〔全身疾患医療面接〕編』。チェアサイドで役立つすぐれモノ その1です!
書籍Webの使い方のポイントや、Webに掲載されている「緊急時対応の1分動画」についてご解説いただきました。


チェアサイドで役立つすぐれモノ その2は、「EtakOralCare」。
義歯・マウスピースや、歯ブラシ・口腔ケアグッズを簡単に除菌・抗菌できるスプレーとして、さまざまな実験結果を交えながらご紹介いただきました。


ご聴講いただきました皆さま、ブースにお立ち寄りいただきました皆さま、誠にありがとうございました!